たのしいお勉強

たのしいわけないだろ

組み合わせとtwitter言論の分析 〜nCrを用いて考える

どうもある種の「twitter言論」に突き動かされる向きには「n個の仮想敵」があって。たとえば、肯定派・否定派にわかれるコロナワクチン、原発稼働、ロシアかウクライナか、など。それらを、あたかも相関関係があるかのように都合よく(恣意的に)「組み合わせ…

民主主義的なロシアがウクライナで虐殺をするまで

シリアやネパールで虐殺があっても知らぬ存ぜぬでいるのに、たまたま事情が重なったときにだけ出てきてここぞとばかりに「人道!戦争犯罪!」というのは不気味だなあ。読める言葉が少ないから何も知らないのかもしれない。不思議なもので。 それでも、殺りく…

お香を焚いたら気分がよくなった話

お香で変わる日々 個人的には、効果は抜群でした。 というのも、静岡県富士市、中心部にはまだまだ製紙工場やら煙突やらが割拠していて、どうしても外気が「臭い」のです。 空気清浄機や消臭剤ではどうにもならないという事情から、また、ZIPPOにハマってい…

グローバル化とmonarchy

私、Twiter Spaceが使えるようになりました。で、『グローバル化とmonarchy』というタイトルでSpaceをしようと考えていたのですが、人があまり集まらず、ろくろく話もできませんでしたので、ブログを書きます。 概要 1. 議論の前提 眞子さまの婚姻問題に関し…

ウクライナをめぐる世界史 - 歴史からユーロマイダンまで

ウクライナをめぐる世界史 1. ロシアのはじまり Rin KAGAMINE and Yulia Tymoshenko. はじめに ウクライナという国に興味を持ちましたが、それは私には大変複雑で、よく分からないものです。それで、用いる語の範囲を高校で学ぶ世界史の範囲に限定しつつ、自…

The background to the increasingly radical criticism of the engagement of Princess Mako and Mr Komuro

People in the Internet say that the engagement of Princess Mako to Mr. Kei Komuro is attracted criticism from citizens in Japan. It is escalating, and people are starting to criticize their personality, as well. Nowadays more and more peop…

自分が変われば世界が変わる!という誤謬

・世界は他者が変える よく「自分が変われば世界が変わる」っていう人、いますよね。オノ・ヨーコさんとか辻仁成さんとか。個人的には好きな方々なのですが、その論拠に関しては怪しいと思います。個人的に、好きでない人もこういいます。 「一人の人間にお…

「上からの知性押し付け」は存在するのか

以下では、白饅頭氏の言説というものが、一体どこに位置づけられて、その背景はどうなっているのかを考えます。 学問では下からやってくるはずの権力に対して、なぜ上からの知性押し付けを感じるのか。高学歴で偏差値の高い「リベラル」の人が知を啓蒙する活…

イスラム国は対岸の火事 〜クソコラから考える〜

イスラム国のカリフが地上を透明な膜で覆う目的 He will fill out the earth with peace and justice as it will have been full of injustice and tyranny (by then). 「彼は地球を平和と正義で満たすことになるが、それまでは不正と暴虐が満ちている。」 …

文化としての『真夏の夜の淫夢』

『真夏の夜の淫夢』*1は、日本語圏の文化を語る上でもはや外すことはできないほど有名なムーブメントです。どうしてこんなに流行しているのでしょう。 『真夏の夜の淫夢』は、出演者に関するスキャンダラスな背景からブレイクして、それからはしばらく「アッ…

夏休みの宿題

蒸し暑い日が続きます。窓を開けて扇風機を回して凌いでおります。 夏休みといえば、私の思い出は何といっても宿題です。いや、宿題なんかやらないで、若い人たちには思い出いっぱい作ってほしい。そうはいっても、虚構と現実の間にある残された夏休みの課題…